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第1回租税教室
日時:平成23年2月18日(金)9:25〜10:10
南山小学校6年生 生徒数29名
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租税教室について
この度租税教室実施にあたり、(社)麻布法人会サンエー・クラブでは、2010年7月より租税教育実行委員会を立ち上げました。
先ずは、租税教育の現状を把握するために全国の青年部会の租税教育実施状況等の資料集め及びヒアリングを行い、それを基に麻布税務署総務課内藤淳一課長補佐と芝税務署渡口千代子税務広報広聴官のご指導とご協力を頂き、(社)麻布法人会で初めての租税教育を実施致しました。
税の教育という、とても大切なテーマを小学生に説明するということで、シナリオづくりと演出等について、実行委員会のメンバーと時間をかけ念入りに打合せを致しました。
開催当日の子どもたちの表情の印象というのは、「知らない大人が来た!」という緊張感が見受けられましたが、質問形式でクイズをはじめたころから徐々に表情が打ち解けてきました。
子どもたちの純真で無垢な笑顔と興味を持った時の閃きの表情には、未来への可能性や溢れるエネルギーを強く感じましたし、想像していた以上に小学校6年生は、「税金のことをよく知っている!」という印象を受けました。
45分間の講義の中で、税金とは何かについて、「一つでも印象に残せる方法はないか!」実行委員会の中で考えた印象に残るキーワードとして、「税金は、みんなのために必要なお金をみんなで出し合う社会の会費」というフレーズを講義内容の節々に繰り返し説明することで、税について考える基、憶えてもらう糧にすることに致しました。
普段の生活では見え辛い、実感し辛い、「安全や安心」知らずに利用している「社会のインフラ等」映像と言葉で説明することによって、子どもたちへ理解が深まっていく様子が感じられましたし、説明している私たち自身にとっても税金についての大切さをあらためて感じた次第でした。
この租税教育の事業は、「とても良い事業である」というのが感想であり、この一言に尽き、全てであると思いました。
「税金は、国家や社会という共同体の礎」です。
豊かな社会を形成していく上で、きちんと考えて実行していくことが大事です。
小学生や中学生の時期にこの様な考えのもとに税金があり社会が形成されていることを「感じること」、「共感力を養うこと」は大切であると思いました。
会長 淺沼洋一
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