【 2011年度 】
Vol.20
【 2010年度 】
Vol.19
【 2009年度 】
Vol.18
Vol.17
【 2008年度 】
Vol.16
Vol.15
【 2007年度 】
Vol.14
Vol.13
Vol.12
Vol.11

Vol.21

私の仕事(らくらくライフ代表取締役 中島 牧子)

 

 

   
   

 サンエークラブのみなさま、こんにちは。ファイナンシャル・プランナー(FP)の中島牧子といいます。正直言って、FPというのは何をしているのか中々わかりにくい職業のひとつだと思いますので、ちょっとだけご説明させていただきたいと思います。

 「これに10万預けると1年で8000円利息が貰えるのよ」
 まだ幼い頃に母について行った銀行で、壁に貼ってあったポスターを指しながら母がそう教えてくれたときのことを、たまに思い出します。
 おそらくそれは、当時かなり売れていた「ビッグ」という貸付信託だったと思うのですが、貰ったばかりのお年玉をそこに預けると一体いくら受け取れるのか、一生懸命計算した記憶があります。それが私にとって、初めての「金利」との出会いでした。
 土地を購入すればすぐに2倍~3倍に値上がりし、金融に関する知識が無くても誰もが簡単に運用益を手にすることが出来る。終身雇用が約束され、会社の業績も給料も右肩上がり―そんな時代の話です。
 定期預金に10万円を預けたとしても、1年でわずか20円程度の利息しか得ることが出来ない今では、夢のような話ですね。
 この20年の間デフレが続いている日本では、実質金利で見れば、もう少し高いかもしれません。とはいえ、サラリーマンの平均給与が物価よりも遥かに大きく下落している中、社会保険料の増大や相次ぐ増税策によって、給与の手取り額は更に減少。逆に食料価格や、原油等のエネルギーコストは、世界的に高騰し続けています。今は円高によって、それほど大きな負担感は無いかもしれませんが、今後為替が円安に向かった場合に一体どうなっていくかを考えると、その影響は測り知れません。
 そんな中、自分の資産を守り、効率的に増やしていくにはどういった方法があるのか。それぞれの人生計画やリスク許容度に合った形でアドバイスをさせていただくのが、ファイナンシャル・プランナーとしての私の仕事です。
 前述の「ビック」のような運用益が得られる商品も、世界的に見れば決して珍しくはありません。何かあった場合に家計を守る保険も、数十社の保険会社の中から比較して、一番ご希望に沿ったものをご案内しています。
 また、企業の社会保険料の負担を減らして法人の利益を増やしながら、従業員の資産形成にも大きく役立つ「選択制確定拠出年金」導入のご相談なども、承っています。

 もし何か私でお役に立てることがありましたら、いつでもお声掛けいただければと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

(株式会社らくらくライフ 代表取締役 中島 牧子)
http://www.rakuraku-life.net