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淺沼会長
 

 風かおる新緑の候の平成21年4月24日、国際文化会館に於いて第38回通常総会が開催されました。
 ご来賓には麻布税務署から渡辺署長はじめ安部副署長、佐伯副署長、高山法人第一統括官、姫野法人第一部門審理上席、法人会から吉田会長、ティー・クラブから時枝会長にご出席賜り、サンエー・クラブ会員をはじめ関係者総勢30名を超える方が出席されるなか会は盛大かつ厳粛に進行いたしました。
 重松副会長の開会の言葉に始まり、淺沼会長挨拶、提出された各議案(事業報告・収支決算報告・事業計画・収支予算案・規約改訂・任期満了に伴う役員改選)の議事は審議の上、満場一致により承認可決されました。
 前期に引き続き第15代会長を拝命されました淺沼会長の挨拶では「ガラパコス諸島のハイブリッドイグアナのように常に進化と変化、イノベーションを行いつつ、諸先輩の理念と哲学を継承し、37年の歴史あるサンエー・クラブのDNAを次代へつなげていくことが私の使命であると考えております。」と会への思いを述べられました。
 渡辺税務署長、吉田会長よりはサンエー・クラブへの心温まるお祝辞とご期待のお言葉を賜り、後藤副会長の閉会の辞によりまして、総会は無事終了いたしました。
総会の後は記念写真の撮影、続く懇親会ではティー・クラブ時枝会長の乾杯のご発声の後卒業されたOBの方達への記念品贈呈、お別れのご挨拶、新入会員の紹介、新たに構成された各委員会の自己紹介と内容も盛り沢山の中、終始和やかな雰囲気で行われ、恒例のサンエー〆でお開きとなりました。OB、諸先輩の見守る中、新会員、新委員会もそれぞれに抱負を語り、今後のサンエー・クラブの発展が予見される会でありました。

(広報委員会 仲瀬 久純)

麻布税務署 家署長 麻布法人会 吉田会長
全員写真
懇親会 司会者 事業委員会 小林氏 ティークラブ会長による乾杯
サンエー・クラブ卒業の記念品贈呈 懇親会での浅本副会長


淺沼会長挨拶文

 皆様こんにちは。
 本日は大変お忙しいところ、(社)麻布法人会 サンエー・クラブ第38回通常総会に際しまして、麻布税務署より渡辺署長はじめ幹部の皆様、麻布法人会より吉田会長はじめ会員の皆様、ティー・クラブより時枝会長、事務局の皆様、サンエー・クラブ 2008年度会計監査をお引き受け頂きました、岩上義明様、後藤浩士様、そして、サンエー・クラブ会員の皆様、ご来臨を賜り、心より御礼を申し上げます。
 私は、第14代会長として、2007年度2008年度の1期2年の会長を務めまし たました、淺沼洋一ございます。
 あらためまして、この1期2年を振り返りますと 2007年度、人心一新の新体制にて初年度がスタートしました。
 活動の中では特に経営者・リーダーを対象にした勉強会を活発に行いました。
2008年度は、勉強会に交流の機会を加えた活動をしました。
定例会・勉強会様々な事業に於きましては、常に主催委員会を流動化し、もてなす側ともてなされる側の双方の気持ちが分かり合えるようにして、会員自らが、主体的に作り上げていくという組織の形態に致しました。
 世の中が大きく変化していく中で、社会に於いて、私たち青年世代の役割は、大変重要であると感じております。
 私たちは、歴史を大切に、未来志向で、現状に依存することなく、常に自ら作り上げていく自立的な組織として活動をして参りました。
 その結果と致しまして、本日の通常総会では、6つの議案をご審議頂きます。
 2008年度を総括し、2009年度の出発点と成る大切な内容です。
 会員の皆様に於かれまして慎重かつ円滑なご審議を頂きますことを お願い申し上げまして、ご挨拶に代えさせて頂きます。

淺沼会長就任挨拶文

 前期に引き続きまして、第15代会長を拝命致します、淺沼洋一でございます。
あらためまして宜しくお願い申し上げます。
 冒頭にご挨拶をさせて頂き、また、2009年度のビジョンとも重複致しますので、私のこの会への思いを率直にお話させて頂きますと、 21世紀は、自主的に行い 選択をしていく社会であると思います。
 しっかりと地に足を付け、人、地域社会、世の中のために役立つことをしていきたいと思っています。
 公益法人の青年部として、空気を読んで何もしないよりも、人と社会のためを 第一に考え、積極的に世の中に役立つ活動をしていきたいと思います。
サンエーについての様々な評価が有ると思いますが、 会の組織を大きくすること、有名にすること他、様々な可能性で表現できると思います。
 会社で例えますと資本金も売上も利益もいくらでも作ることはできます。
 しかし、当事者では作ることができないものがあります。それは歴史であります。
 1972年に設立した37年の歴史であると思います。
 時代の変遷、環境の変化、様々な摩擦、紆余曲折繰り返しながら、風雪に耐え、ここまで存在し続けた、この(社)麻布法人会 サンエー・クラブを必ず、 次の世代へとバトンをつないでいきたいと思います。
 そのためには進化であり、変化であり、イノベーションが必要です。
 ガラパゴス諸島のイグアナの進化に見られるように、環境の変化に応じて、海でも陸でも生きられる ハイブリッドイグアナのように、生き残っていくためのイノベー ションが行なえる力を備えたいと思います。
 そして、イノベーションとは何かを常に問い続けていきたいと思います。
 結びとなりますが、 諸先輩方の理念と哲学を継承し、私たち自身は常に変わり続けていかなければ成らないと思います。変化に対応する私たちの活動に対してお気に召さない点も多々有るとは存じますが、叱咤激励を頂きながらどうか温かく見守って頂きたいと思います。
 2009年2010年の1期2年間、できる限り精一杯の努力をして参る所存ですので、何卒宜しくお願い申し上げます。
 簡単ではございますが、ご挨拶に代えさせて頂きます。
 本日は誠に有り難うございました。