２０１０年９月度勉強会
テーマ：「世界を知り日本について考える」
講師：愛知淑徳大学ビジネス学部教授　真田　幸光氏

　９月度勉強会は、「世界を知り日本について考える」と題し、サンエー・クラブでの勉強会ではすっかりお馴染みになりました、真田幸光先生をお招きして、９月１０日（金）に国際文化会館において開催されました。
　ギリシャショックに端を発したソブリンリスク問題がクローズアップされ、リーマンショックから立ち直りかけた世界経済の現状を踏まえ、日本への影響や日本の今後の対応について講演されました。
　まず、ここ数年の米国を中心とした国際経済の流れから始まり、東アジアを中心とする国際経済概況と中国、日本経済の実態の解説をしていただき、日本　企業はいかに生き抜き、さらに発展するか？少子高齢化の中で目指す「真のものづくり大国」とどういうものかというご説明をされました。そして最後に日本の目指すべき姿として、「仙（専）人国家を目指せ！」を国家理念に挙げ、「世界に貢献するための高い専門性をもった本物のプロ＝一騎当千の職業人＝が結集する企業が各分野で多く存在する国家となり、世界から、“世界に対して幸せを供給する対価”を得て、発展する国家・日本を目指せ！と締めくくりました。
　その後活発な質疑応答が交わされ、盛会のうちに終了いたしました。