2010年度(社)麻布法人会　サンエー・クラブ
忘年会

会長挨拶　第14代会長　淺沼洋一

　皆様2010年平成22年お疲れ様でした。
　皆様とともに、こうして無事年末を迎えられますことをお慶び申し上げます。
　また、今年は、サンエー・クラブの2010年事業に加えて、第2ブロックの幹事業務も順調に進めさせて頂いており、これも一重に皆様のご尽力の賜物と心から感謝を申し上げます。
　最近の民放ですが、海老の話ばかりで、人の噂話が大好きで全く持って1億総おばさん化現象ではないかと思います。
　その中でいつも感心しているのはＮＨＫです。
　日曜日の大河ドラマ、龍馬伝、坂の上の雲第2部、ＮＨＫスペシャル安保50年はあまりにも、今の日本並びに世界の世相を反映しており、タイミングが良いというだけではなく、偶然という力を感じます。
　それらの内容は、根本に、国家や国民の根幹と成る原理原則は何か、今何を行わなければならないかが、常に問われていると思います。
　表面的で上辺だけの誤魔化しが通じなくなってきている。
　ということを物語っていると思います。
　人間とチンパンジーの違いについてどこかで聞いた話で恐縮ですが、チンパンジーの思考能力は2時間先までのことを想像したり考えたりして行動をしているそうです。
　人間はというと、言語や火を使うことができるということは当然ながら、遠い未来や将来を考えて行動するということが大きな違いだそうです。
　その人間の持つ特徴である「未来を見る」「想像する」ということをもっともっと活用していかなければならない、そのような気がしてなりません。
　諸行無常は世の常であり、全ては変化し、また変化し続けなければならない、
　目先の損得ではなく、地に足を付け、腰を据えて、中・長期的視野に立って未来を考え、尊徳を考えられるかが、一つの岐路であると感じますし、経営者にとって大切ではないかと思います。
　結びと成りますが、
　今年１年を振り返りますと様々なことがございました。
　その中でも法人会をもっと活性化させたい。という思いで一杯です。
　皆様にとって穏やかで厳かな年末・年始を迎えまた来年も元気に発展して参りたいと思います。
　本日はありがとうございます。