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 サンエークラブ10月度定例会10/10にオープンしたばかりのレクサス青山店にご協力を頂き、『サービスから学ぶこれからの企業経営』と題し開催致しました。

 レクサスはトヨタ自動車が世界に誇る高級車ブランド。
その販売手法を館内見学、レクサスブランドについての講義頂き『お客様へのおもてなし』、『顧客満足度向上への取組』等について学びました。



 館内見学では、これまでのロードサイド店等、他の販売店には無い青山という一等地ならではの立地に合わせた差別化について説明がありました。
 具体的には、インターナショナルギャラリィーを設置、在日外国人への対応強化として会話に堪能なスタッフを配置するなどしています。
 また、接客スペースにもセミクローズできるブラインド風可動間仕切りや24階建てビルの1階店舗ということで大きな柱があるのですが照明によるデザインで光柱とし閉鎖感をなくす工夫がされていました。
 オーナーズラウンジ、商談スペースなどの家具についてもデザイナーによる選定で高級感漂う雰囲気に気を配っている点等、設明がありました。
また、地下一階には整備場も設置されていて雨天等の天候に関係なく車両整備できるなどの利点説明や排気ガスが場内こもらないよう自動車のマフラーへ排気用ノズルを直接取り付け排出する等の設備や実際に整備で使用される特殊な工具などを見学しました。
 店舗づくりにおいても顧客満足向上に気を配っている点等、大変参考になったと思います。

 ブランドコンセプトの講義では『高級の本質(最高の商品、最高の販売、サービス)』について話がありました。
 自動車販売店という領域だけで無くサービス産業を越えて世界中の誰からも最高と認められる究極の販売、サービスを確立することを目指していることや、『人』、『店舗』、『おもてなし』を3要素を追求した販売手法、サービス、店舗スタイルについて話を伺いました。
最高を実現する人の育成は富士レクサスカレッジを設立し営業マン全員が研修を受けているとのことです。
 また、どんな場面でも同じ印象、同じ質の高いおもてなしを感じて頂く為の『お客様中心』の店舗づくりや『おもてなしの5つのポイント』等、充実した講義内容でした。

 質疑では昨今の石油高騰、景気後退など金融不安からの販売への影響や他社高級ブランドメーカーとの競合における勝機などについて興味深い質疑がありました。

 今回の勉強会にはサンエークラブ会員以外の麻布法人会員の方も11名ご参加いただき(サンエー会員17名、総勢28名)、大変有意義な勉強会であったと思います。

 最後にレクサス青山店様には多大なるご協力を頂きましてこの場をおおかりし御礼申し上げます。
(総務委員会 三浦 健一)