私は根っからの理系で、理系大学を卒業後もずっとIT業界に従事してまいりました。その過程で、不動産のオークションのWebサイト企画に関わったのを契機に不動産に興味をもち、より深く不動産知識を吸収し将来の「手に職」とするために地場の不動産企業に転職をしました。しかし、その企業の営業スタイル（売上げ重視、お客様軽視）に納得ができず退社し、自分が理想を実現するために独立をいたしました。

　米国では不動産仲介業者(Agent)の地位は高くあると聞きました。サービスがビジネスとして成り立っている背景などいろいろな違いもあるかと思いますが、一方では、日本では不動産屋は「千三屋（千のうち三しか本当のことを言わないという意味）」とまで言われるまでの扱いです。お客様に情報を公開しない営業スタイルや成果報酬型ビジネスがこのように言われるまでにしたのでしょうか。そのような環境下にあり、弊社の営業ポリシーは社名にあります通りお客様をサポートする“Agent”となることであります。お客様の対面に立つのではなく、せめて横に居るかできれば後方から後押しする立場を目指しております。押し売りをせずネガティブ情報も提供し、「買わない」という選択肢も提示できると考えております。また一人という身軽さを、お客様個々にあった対応をすることや維持経費を抑えお客様に還元することで生かしていく考えです。

　なかなか綺麗事・理想論ではやっていけないのも承知の上、まずは会社を何年か維持できることを目標としております。その過程で、すでに経営経験の豊富なサンエークラブの諸先輩方を見習い勉強させていただき、時にご助言なども頂戴できればと思い、入会させて頂きました。何分若輩者ではございますが、今後ともご指導ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。